ブツ欲のつぶやき

タグの変遷 Lee 101-LJ "STORM RIDER"

今回は101LJのタグについてのハナシ。
"STORM RIDER"の名称自体は'40年代からあるが、
嵐の荒野を進むカウボーイ絵柄のタグが登場したのは1965年頃。
以降、構図に大きな変化はないがロゴマークやレジスターの追加等、
小さな変化で製造年代の推定ができる。

追記(2012/03):このタグが出現したのは、1957年頃という説がある。

国内外のオークションサイトや古着屋サイトからタグ部分だけ集めて時系列に並べてみた。
d0066201_042450.jpg

上段は、刺繍タグと呼ばれ"STORM RIDER"の中でも希少性の高い部類に属す。
中でも初期のレジスターマークのないタグでは、ロットナンバーやサイズ表記の他に
防縮加工のデニムとライニングである事も記され、大変賑やかなタグになっている。
この頃は、製造国名表記はなくただ"UNION MADE"とある事から
国内販売のみで製造国名の必要がなかったと推察される。

70年前後には"R/MR"が追加される同様の構図で最下部に
"MADE in U.S.A."と追記された最も賑やかなタグが存在する。(↓)
d0066201_2022946.jpg


その後、防縮加工の表記は省略され"UNION MADE IN U.S.A."と
組合員による製造と製造国名を同時に表記して手間を簡略化している。
70年代半ばになると、ロット№とサイズも省かれ非常にスッキリした絵柄になり、
遂には刺繍からプリントに変更されてしまう。
70年代後半では"UNION"表記が消えてしまうので、
多少の過渡期を経て80年代にはユニオン・チケットも消滅したと思われる。(下段左中)
90年代の復刻ブームではLeeも70年前期タグを復活させるが刺繍ではない。(下段右)
このように、時代を経るにつれてタグは簡素化されてしまうが、
肝心のジャケット品質は、ライナーが横縞から縦縞になり、
襟の補強ステッチがなくなったりと言ったマイナーチェンジはあるようだが
さほど大きな変化(低下)は認められない。
ただ、縫製技術の進歩で新しいモノほどしっかりしたステッチだが
昔の大雑把な蛇行ステッチも魅力的ではある。
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by 228d | 2007-04-17 01:39 | 古着
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